2010年08月19日
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RPG伝説ヘポイ

Written By: トーノZERO連絡先

スタッフ §

  • 放送局: テレビ東京系列
  • 放送期間: 1990年10月6日から1991年9月28日
  • 原作:小早川薫
  • 原作キャラクターデザイン:ぱんよめ&ゴールデンフィッシュ
  • 原作メカニックデザイン:ケンタロウ
  • 企画:TENYU、亀山泰夫(ASATSU)、杉沢義文(TENYU)
  • 監督:石蔵武(1話~24話)、なみきまさと(25話~50話)
  • キャラクターデザイン・総作画監督:辻初樹
  • 美術監督:工藤ただし
  • 撮影監督:枝光弘明
  • 音響監督:原田一男
  • 音楽:和田薫
  • プロデューサー:倉林伸介(テレビ東京)、杉山豊(NAS)、徳永元嘉(スタジオぎゃろっぷ)
  • 編集:瀬山武司、足立浩
  • タイトル:マキ・プロ
  • 現像:東京現像所
  • 効果:蔭山満(フィズサウンドクリエイション)
  • 選曲:河合直
  • 録音:山田冨二男
  • 録音:ニュージャパンスタジオ
  • 文芸設定:鶴田寛
  • アシスタントプロデューサー:和崎伸之
  • 広報担当:高塚有香(テレビ東京)
  • 演出協力:高橋良輔
  • アニメーション制作:スタジオぎゃろっぷ
  • 製作:テレビ東京、NAS

 WikiPediaより

概要 §

 RPG伝説ヘポイは「ロープレでんせつヘポイ」と読みます。

 伝説の勇者のマントから作られた人形、ヘポイが意志を持ち、新しい勇者として世界を救います。

感想 §

 キャッスルと呼ばれる城の形をした巨大ロボを復活させつつ世界を救う冒険を行うわけですが、実はキャッスル戦が本格的に行われたときに主人公はこれでは世界が滅んでしまうとキャッスルを自ら封印してしまうというとんでもない内容でもあります。正義のため戦いが肯定されません。しかも敗北して未来に行ってしまったりもします。

 しかし、面白かった。

 和田薫の音楽がガンガン鳴りまくるムードも良かった。和田薫の音楽がアニメで使用される元祖がおそらくこれ。

 ヒロインもミーヤ・ミーヤという獣人の女性ですが、大人っぽい声でこれも良かった。

 明らかにゲーム化を意識したメディアミックス作品ですが、結局ゲームにはなっていません。音楽も、本格RPGで鳴っていてもおかしくないぐらいの良いものでしたが、残念なことです。主題歌の歌詞が「おもちゃちゃまんががしーるるげーむ」というのは明らかにメディアミックス展開の意図を示したものだろうと思いますが、ゲームは出なかったわけです。

 ちなみにエンディングはヒロインの歌です。

 しかし、やはり主人公が伝説の勇者そのものではなく、そのマントから作れた人形というのがいいですね。